種族一覧

《ヒューマン·人間》
最弱種族でありながら世界都市ユートピアで1番人口が多く、繁殖している存在。一応全種族と子孫を残せる唯一の存在だと言われている。


《ハーフエルフ》
人間とエルフの血が流れた存在。長い耳と長命種であることが特徴的で、その寿命は約500歳ほどと言われている。また知力·魔力が高く魔法適正に優れており、その多くはゼニス区域·カラベラ区域·カルパ区域に住んでいると言われている。


《ダンピール》
人間とヴァンパイアの血が流れた半魔半人の存在。死体のような白い肌と蝙蝠のような翼が特徴的で、基本的に日光に弱く夜行性であるとされている。また血液さえあれば他の食事を取る必要がなく、寿命である約400歳までその老いを感じさせない程に絶世の美貌を持つと知られている。しかし繁殖期が最も少なく、その人数は年々減っている絶滅危惧種であると言われている。ダンピールは主にカラベラ区域に住むと考えられているが、変わり者が多い為見かけることは少ない。


《ビースト》
人間と獣の血が流れた存在。ビースト全体であればヒューマン·人間の次に多い種族であると言われており、流れる獣の種類によって耳や尻尾など、部分的に獣の特徴を有する種族である。また寿命は人間と変わらず、気性は獣に近いため本能に忠実的な傾向にあるが、順応性が高い為各区域に住んでいるとされる。

《ドラゴニアン》
人間と龍·ドラゴンの血が流れた存在。龍·ドラゴンなどの翼や鱗が身体に現れると言われており、誇りやプライドの高いものが多いとされている。またその寿命は約300歳ほどで、肉体や魔法·能力などの戦闘技能に恵まれており、一人一人が強大な力を持っている為恐れられている。多くはバジストル御先家領地やその下のドラド区域に住む者が多いと言われている。


《サイボーグ》
何らかの理由で改造手術を行い、身体の約50%が機械化した人間。半分は人間のままである為寿命は変わらないとされているが、食事·睡眠などはわざわざ取る必要がないとされている。また改造によっては疲れを感じなかったり、痛覚を感じないなどの個体変化はあるが、どのサイボーグも定期的なメンテナンスをしなければ寿命よりも先に壊れてしまうと言われている。サイボーグは人間に紛れて過ごしている為、サイボーグを素人が見抜くのは難しいとされる。


《マン·ビー》
人間と昆虫の血が流れた存在。触覚や翅など、流れる蟲の血によって身体に特徴を有する種族。幼少期を幼虫期、成人を成虫と呼ぶ風習があり、個体によっては蛹や繭から1日〜1週間ほど掛けて成人·成虫になるとされている。寿命は最も短く長くても50年程度しか生きられない短命種であることは有名で、それに伴って繁殖力も高いが同種族もしくは人間としか繁殖できず、現代社会による恋愛などの思想価値観の変化から人間やビーストよりはその人口は少ないとされている。またゼニス区域など、寒い地域に住んでいる者は少ないと言われている。


《ユサール》
人間と鳥類の血が流れた存在。流れる鳥類の血の種類によって翼や足など、部分的に鳥類の特徴を有する種族である。寿命は人間とほとんど変わらないとされ、美しい翼を持つ人は男女問わずユサールの中でよくモテると言われている。ユサールもビースト同様に各地区に住んでいるとされるが、引っ越すことが多いという偏見を何故か持たれている。


《キャスター》
生まれつきもしくは後天的に変異した元人間の魔法使い。肉体的成長がある一定で止まり、魔力さえあれば食事の一切を必要としない存在。また肉体的には脆弱であるものの潤沢な魔力を有し、魔法に優れているとされる。寿命は約400歳程度で、死後は魔力そのものになって消えてしまうという伝承があり、カラベラ区域に住むほとんどの人がキャスターである言われている。


《マリノイド》
人間と水棲生物の血が流れた存在。魚のヒレや貝の殻などの水棲生物の特徴を身体に持ち、海だけではなく川魚や両生類等の特徴も出現すると言われている。寿命は個体によって大きく変化し、最も長くて約200歳程であったとされています。陸上だけでなく水中で生活できる人も多い為、その多くはトロイメライ海や漁業が盛んなカリブ区域に多く住んでいると知られています。


《ラミアン》
人間と爬虫類の血が流れた存在。爬虫類の鱗や甲羅など蛇や亀などの特徴を身体に持っており、寿命は約150歳程2ヶ月に1回脱皮を行う人が多いとされています。水分をあまり必要とせず、乾燥に強い為砂漠地帯であるゼルズラ区域やカリブ区域に住んでいる人がほとんどであると言われている。